外壁塗装の色を選ぶ際に、色見本帳を使えば、さまざまな色や仕上がりの違いを視覚的に確認でき、選択の幅が広がります。しかし、色見本帳を使う際にはいくつかの重要な注意点があります。どのようなことに気を付けたらいいのか一緒にみていきましょう。
- 室内照明と自然光の違い
室内の照明で見た色と、自然光（太陽光）で見た色は異なります。
- 色見本サンプルの大きさ
小さなサンプルでは暗く濃く見えますが、大きな面積に塗ると明るく見える（面積効果）ので注意が必要です。
- 光の当たり方による色が違う
同じ色でも、直射日光が当たる場所と日陰になる場所では、見え方が異なります。
- 周囲の環境との調和
外壁の色は、周囲の環境や他の建物との調和を考慮する必要があります。
5.経年による色の変化
色見本帳の色が、経年により色の変化をしていくことを理解することも重要です。
このほかにも、実際の塗料の種類や仕上げ方によって異なることがあります。艶あり、半艶、艶消しなど、塗料の仕上げの違いによっても色の見え方が変わります。また外壁の色は季節や天候によっても変わることがあります。特に寒い冬や暑い夏では、塗料の乾燥時間や塗装の仕上がりに影響が出ることがあります。色見本帳を確認する際には、季節や天候の違いも考慮に入れて選ぶと良いでしょう。
色見本帳を使って外壁塗装の色を選ぶ際には、これらの注意点をしっかりと理解し、慎重に検討することが重要です。色見本帳の色は参考に過ぎないため、最終的な判断は実際の環境や条件を考慮して行いましょう。
